【デベ志望向け】インターンで活躍するためのノウハウ

コラム

こんにちは、さとっちゃです。

今回はデベ志望の就活生向けに「インターンで活躍するためのノウハウ」というテーマで綴ろうと思います。

そろそろデベの冬インターンが続々と始まる時期だと思うので、このタイミングで本記事を執筆することにいたしました。

自身がインターンから優遇選考に乗り、内定に直結していること
インターンから内定している知り合いが身近に多く、彼らの特徴を参考にできること

以上の理由から、ある程度有用な情報を提供できると考えています。

また今回はインターン対策としての記事となっておりますが、GD・面接対策に応用できる部分も多々あるので、冬インターンには参加しないよっていう方もご一読いただく価値はあると思います。デベ志望の就活生にとって、一つでも参考になる部分があれば幸いです。

本記事は、以下のような構成で進めていきます。

前提の確認

グループワーク形式のインターンシップを想定

今回想定するのはグループワーク形式のものです。

というのも、私自身OJT形式のインターンには参加した経験がなく、こちらで求められている立ち回りなどについては存じ上げません。

よって本記事では、「複数班に分かれて何らかのテーマに沿った議論を行い、最終プレゼンテーションによって勝敗を決する形式のインターン」を想定することとします。

「活躍する」の定義について

私が考えるデベのインターンにおける活躍とは「班員との協働を通じて、誰もが納得できる提案ができる」ことです。

正直、斬新なアイデアや発言の質自体が評価されることはあまりないと思います。

そう考えると必然的に「他人とどのようにコミュニケーションを取るか」という点が重要になってきます。

よって本記事では、以上のような「活躍」の定義のもと「他人とのコミュニケーションをどう図るか」に着目して、色々と論じていきます。

「活躍する」ために必要な能力

大きく分けて、この3つにまとめられるのではないかと思います。
・積極性
・肯定力(協調性)
・訴求力

以下、それぞれについて詳述します。

積極性

これはいわずもがなという感じですが、ここでいう積極性には2つの意味が包含されています。

① 議論へ積極的に参加する姿勢
② 議論自体を前に押し進める力


まず、前者について。

こちらは「話し合いの場に積極的に参加できる能力」を意味します。

先ほども少し触れましたが、正直発言自体の正確性・厳密性は問われていない気がするので、思ったことはどんどん発言するのが吉だと思います。

ただ、ここで気をつけて欲しいのが「意見の一方的な押しつけにならない」ようにすることです。

どちらかというと、自分の中で暗黙的に持っている考えを班内で共有し合う/班員の意見を引き出すといった感じに近いでしょうか。そのような積極的に共有する姿勢だったり能力は非常に重要であるといえます。

次に、後者について。

こちらは「カオスな状況において、議論を推進するための一石を投じることができる能力」を意味します。

具体的には、これまで行なってきた議論のまとめ・構造化を行い、次に話し合う議題は何かを明確にすることを指します。

デベのインターンにおいてはどうしても抽象的な議論に終始してしまうことや、考える変数が多すぎるが故に、途中で混乱して議論がまとまらない状況に遭遇することが多いです。

なので、そのような時は一旦論点を整理して、そこから議論を前に進めていけるような能力が重要であると考えます。

肯定力(協調性)

これに関しては言葉通りの意味も含まれますが、もう少し具体化すると「班員を尊重しつつも、自分や他人の意見を班としての結論に上手く組み込んでいける能力」を意味します。協調性とも言い換えられます。

デベのインターンに受かってる人は皆兼ね備えている能力だとは思うのですが、議論が熱くなってくるとついついこの協調性を失ってしまうこともあります。

よって、そのような点に注意をはらいつつ、常に相手へのリスペクトを持って接するのが望ましいです。

この能力は極めて重要であると認識されている方がほとんどだと思うので、特段強調することではないでしょう。

それよりも、「どうやってその能力を発揮するか」の方が重要であるので、それについては次章で述べます。

訴求力

一言で言うと「プレゼン力」です。

また、ここで注意されたいのが、「個人」単位ではなく「班単位」でのプレゼン力です。正直数日間の議論で素晴らしいアイデアなんか降ってこないので、どの班も提案内容は似たり寄ったりなものになります。

そのため「提案内容をいかにわかりやすく伝えられるか」という部分は、インターンのような期間が限られた場面において活躍するための鍵となります。

提案内容がわかりやすいということは、班単位での議論がまとまっているとも言い換えられるので、「議論をまとめる能力が高い」という評価につながるともいえるのではないでしょうか。

意外と見落とされがちですが、このような能力を備えているというのは非常に重要な意味を持つと考えられます。

各能力を発揮する上での心がけ

「積極性」を発揮する上での心がけ

結論から述べると「班員と良好な関係を築く」ことです。

もう少し具体化すると、相手が持つバックグラウンドや性格を理解するともいえます。

基本的に意見の対立というのは、相手の発言の裏にある前提となる考えを理解していないからこそ生まれてしまうものであると考えられます。

そして、意見の対立が生まれてしまうと、先に述べたような積極性の発揮する上で大きな妨げになると考えられます。

具体的には、意見の共有が上手く進まなかったり、カオスな状況(とりとめのない議論)からの打破が難しくなるなどです。

よって、班員の性格・特徴を理解し、良好な関係を築くことが望まれます。

また、他の班員の発言内容があまり理解できなかった場合、深堀りしてその意味が一意的に定まるような認識に班で統一するような心がけも非常に重要です。

よくインターンでカタカナ語を多用する学生を見かけますが、正直あれって受け取り手によって解釈がさまざまなものになってしまいませんか?

「言葉」っていうのは人間同士の意思疎通を図るための「ツール」でしかないので、誰もが一意的に解釈できる親切な言葉遣いを心がけることが、複数人での意思決定を行う上で非常に重要だと思います。

このような心がけによって、班員の誰かが議論の置いてきぼりになることなく、班全体としての積極性の強化につながるといえます。

したがって、以上で述べた事項を心がけ、議論に臨むと良いのではないでしょうか。

これらの心がけは協調性の強化にもつながると考えられるので、先に述べた「肯定力」の発揮にも大きく寄与しうるものだと思います。

そんなのくだらない...と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、予想以上に後々(2日目、3日目の議論に)効いてくるのを私は実感しました。

今年はコロナ禍での実施なので難しいかもしれませんが、1日目の終わりとかに皆で飲み行くのとかもいいですね。何より楽しいですし。

「肯定力」を発揮する上での心がけ

結論からいうと「枕詞に気をつけよう」ことです。

これだけ言われてもよくわからないと思うので、自分が心がけていた事項をいくつか紹介します。

① 班員と意見が異なり、自分の意見を伝えたい場合「これは感想なんだけど、私は〇〇が良いと思うんだよね。なぜなら〇〇だから。」という形で伝える。

② 班員の意見が的外れだと感じた場合「確かにそれは一つ考えられるよね。ただ、その考えは違う議論の段階で活かすことができるんじゃないかな?」という形で伝える。

③ 班員の意見が明らかに間違っている場合「私も最初そう考えたんだけど、この事実情報(統計情報などを見せながら)に基づくと、どうも違うみたいなんだよね...。」という形で伝える。

④ 班員の発言に対して「いや...」「でも...」は絶対に言わない。「なるほどね!」「確かに!」など、必ず肯定の意を示すことができる言葉から発言を始める。

①に関しては、「意見」を「感想」という形で伝えています。
これによって、発言された相手ってなかなか否定できなくなるんですよね。なぜなら「自分が思っている、若しくは考えているという事実は絶対に否定できない」からです。また、これによって伝え方がマイルドになり、自分の意見が通りやすくなると思います。

②に関しては、「否定」を良い意味で諦めた発言です。
これによって相手に不快感を与えることなく、自分の意見を通すことができる可能性が高まります。使いどころが難しいですが、上手く相手に伝われば有効だと思います。

③に関しては、事実ベースで相手の意見を否定しています。
これ何が良いのかっていうと、事実に基づく意見であれば、否定されても人間って納得できるんですよね。なので、「事実ベースで言うと〜」みたいな枕詞は、自分の意見を通す上で非常に有効だと思います。相手に不快感を与えなくて済むという点では②と近いですね。

④に関しては、絶対に否定的な発言の始まりをしないということです。
自分の発言に対して前提やその裏にある考えを理解していないのにも関わらず「いや、でもそれ違うんですよ」って言われると、少し腹立たしくないですか?
そんな人の意見なんて誰も聞かないし、何より真面目に議論する気が失せてしまいます。相手の信用を失わないためにも、このような発言は控えようということです。逆に肯定の発言から始めると、相手も議論していて心地よくなりますし、自分の意見も受け入れるようになることが増えると思います。

以上のように、発言内容は全く変えずに、枕詞を上手く活用することで自分の意見を通すことができる可能性が高まると私は考えています。

これを心がけるだけで、前章で定義した「肯定力」の発揮につながるといえます。

誰でも簡単に実践できると思うので、是非友達や家族との日常会話においても取り入れてみてほしいです。

「訴求力」を発揮する上での心がけ

「訴求力」を発揮できる場であるプレゼンは、大きく分けて2つの段階に分類できると思います。
① 発表資料の作成
② 本番のプレゼン発表

ここでは、それぞれの段階において「訴求力」を発揮するために心がけるべきことについて記述します。

① 発表資料の作成
結論から述べると「背景と結論を具体化し、それらをつなぐ論理を一つ一つ明確にする」ことです。

発表全体の論理構成がしっかりしてるのは前提となりますが、特に「背景」と「結論」が曖昧だと提案された側がその内容を理解できない可能性があります。

よって、先に「誰もが理解するのに容易な結論」を用意し、それを実現するのに最もな「社会的背景」を後付けで考え、その間の「論理」を埋めていくという、仮説ファーストで議論を進めるのが良いのではないでしょうか。

そもそも1日目の段階で、このような流れで議論をしましょう!という提案ができればもっと良いかもしれないですね。

特に結論については、「提案コンセプトを明確にする」という形で先に行なっておくと、議論がとてもスムーズになると思います。

ただ背景については、プレゼン資料を作成する際に考える形で良いです

② 本番のプレゼン発表
結論から述べると「発表の構成」を十分に練り込むことです。

具体例として、「まちづくりのコンセプトを提案する」というケースを取り上げて考えてみましょう。

発表構成はさまざまなものが考えられますが、以下のような構成で発表を行うのが望ましいと思います。A〜Eの5段階で順々に示します。

A.簡単にどんなまちづくりを行うのかというをわかりやすい言葉で伝える(結論)
B.そのようなまちづくりを行う意義について、社会的背景を踏まえて述べる(背景)
C.そのまちづくりを達成する上で適切であると考えられる土地利用を述べる
D.その土地利用にすることによって、どんな効用があるのかを具体的に述べる
E.CとDを踏まえ、自分たちが目指すまちづくりの形を具体的に示す(再度結論)

まずAにおいては、結論ファーストで自分らが伝えたい提案内容を示しています。

これによって、聞き手は圧倒的に提案内容の理解が進みやすくなります。人間の脳味噌って先に「話題の箱」を用意してあげると、理解しやすくなるようにできてるらしいです。

例えば、よく面接で結論ファーストで理由を3つ示せって言われるのはこれが大きく影響していると考えられます。

3つの話題の箱を前もって用意してあげると、聞き手はそれぞれについて想定される回答を用意しながら聞いてくれるようになります。

それによって、話を聞く際に着目するポイントや論点が明確になるため、聞き手の理解が進むといったメカニズムです。

また、先にゴール(到達地点)が判明していると、コンパクトなプレゼンであると聞き手に感じさせることができるといった効用もあります。

皆さんも実感で持っていると思うのですが、家から出てどこかに行くときよりも、目的地から家に帰るときのが体感として早く感じませんか?

これは先に述べた現象と同じで、帰りは行きと比べて到達地点が明確であるために、体感の所要時間が短いものになるのではないかと考えられます。

少し余談も挟んでしまいましたが、以上2つの理由から、結論をはじめに簡単でいいので伝えてあげると良いです。

次にBでは、「なぜそれが必要なのか?」というのを社会的背景を踏まえながら説明します。

このように、まちづくりの意義や背景を伝えることによって、聞き手が「納得感」を持って聞いてくれるようになります。

いきなり提案内容の詳細について説明してしまうと、発表の各段階において、何のためにその話をしているのかというのが不明瞭なままプレゼンが進んでしまい、聞き手は興味を失ってしまう可能性が高いです。

よって、そのような状況を回避するためにも、この段階をプレゼンに取り入れることは必須であるといえます。

CとDは、背景と結論をつなぐ論理に当たる部分です。

ここはテーマによってまちまちだと思うので、それに沿う形でそれぞれ決めていただければと思います。

ただ、結論をしっかりと裏付けられるものが望ましく、あまり飛躍的な論理になるのは避けた方が良いです。

最後にEでは、Aで触れたものよりも、より詳細な結論を示します。
ここまで積み上げてきた論理に基づき、聞き手がわかりやすい言葉で伝えてあげると良いです。

例えば、聞き手にワクワクしてもらえるようなまちのキャッチコピーなどを考える、どんな街かを想像できるような言葉遣いを取り入れるなどでしょうか。

色々と工夫の余地があると思うので、自身らの提案が魅力的に映るような努力をしてみてください。ただし、その前提にあるのは「わかりやすい」という部分です。そのため、背景などをしっかり固めた上でこの部分を考えられると良いです。

具体的なアクションプラン

ここまで、インターンで活躍するためのノウハウを述べてきました。

本章では、これらのノウハウを実践するために、インターン当日までに準備が可能な具体的なアクションプランを提示します。

実際に自分が取り組んでいたことでもあるので、一つでも参考になるものになれば幸いです。

就活サイトでの情報収集

これは基本中の基本ですが、過去にインターンで行われた実施内容等が掲載されているケースが多いです。

また、大体毎年実施内容はそこまで大きく変わらないと考えられるので、そこでの情報収集をもとに、具体的なワークの対策などを講じることができるのではないでしょうか。

とても基本的ですが、想定できているのとできていないのでは当日の心構えも大きく変わってくると思います。

計画倒れリストの作成

こちらはより深く当日の状況を想定しておきたいという方向けの対策です。

具体的には「インターン当日に起こりうる最悪の事態を想定し、それらが発生したときの対策を全てメモに書き留めておく」ということです。

インターン当日に寝坊する、昼飯を食べた後眠くなるなど、些細なことでも構わないのですが、特に考えて欲しいのが「当日の議論の中でどのような問題が発生するか」についてです。

インターンの班員はどういう性格で、彼らとの議論はどのような運びで行われて、どのような段階で議論がつまづくかなど、より詳細な部分までシミュレーションできると良いです。

このように事前に様々な場面を想定しその対策を練っておくことによって、インターン当日は冷静な判断が常に可能な状態を維持できます

また、議論に詰まるというカオスな現象は、想定されていない事象の積み重ねによって生じると考えられます。

自身がそのような状況を想定を通じて、その打破に寄与することができれば、まさに班としての積極性の強化にもつながるという効用も期待できます。

計画倒れリストで考えたものと、当日の実際の議論の運びが多少異なっていても問題ありません。

前もって想定しているのといないのでは雲泥の差があるので、是非試してみて欲しいです。

おわりに

ここまで長々と綴ってしまいましたが、デベのインターンは本当に楽しいので、優遇がもらえるもらえないに関わらず、参加される方は目一杯楽しんできて欲しいです。

今回就活生向けの記事を書くのが初めてだったため、拙い部分も多々あったかもしれないですが、反響があれば面接対策編やOB訪問編なども執筆しようと思います。

コメント等いただけると嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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