サンスクリット語とは、かつて古代インドで使われていた標準言語です。
日本語の仏教用語にも、サンスクリット語に由来のものが多くございますが、私たちが日常会話で使用している単語にも、サンスクリット後由来の言葉が身近に潜んでいるのはご存知でしょうか?
知らなくても生きていけますが、知っておくと日本語が楽しくなるクイズです。
Q1
以下の単語の中でサンスクリット語由来の日本語はどれ?
答え:旦那
サンスクリット語で「ダーナ(दान dāna)」から由来しています。
「布施」という意味ですが、日本ではを布施をする人のことを指し、旦那と呼ばれるようになりました。
Q2
以下の単語の中でサンスクリット語由来の日本語はどれ?
答え:アバター
Webサービスで、ユーザーの分身となるキャラクターを意味する「アバター」は、サンスクリット語で「神仏の化身」を意味する「アヴァターラ(अवतार avatāra)」が語源。
Q3
以下の単語の中でサンスクリット語由来の日本語はどれ?
答え:だるま
「だるま」は、中国禅宗の開祖でインド人仏教僧の菩提達磨(ぼだいだるま)のこと。菩提達磨はサンスクリット語で「ボーディダルマ(बोधिसत्त्व bōdhisattva)」
Q4
以下の単語の中でサンスクリット語由来の日本語はどれ?
答え:シャバ
刑務所の囚人が外の世界の指して言う「シャバ」は、サンスクリット語の「サハー(सहा sahā)」が語源。仏教において、この世(現世)を意味している。
Q5
以下の単語の中でサンスクリット語由来の日本語はどれ?
答え:畜生
畜生(ちくしょう)は、サンスクリット語で人間以外の動物を意味するチラギョニが語源だと考えられている。悔しい時に使われる「チクショー!」もこの「畜生」に由来している。
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